発熱外来受診にあたり

   

当院ではコロナ発生時より町民の皆さんに安心してお過ごし頂けるよう、いち早くPCR検査や抗原検査で対応させて頂いておりました。

状況や必要に応じて院外でお待ち頂く事や電話診察等の直接の診療が出来ない事で、ご不便をお掛けしております。申し訳ありません。

診療では、電話での対応・問診に始まり、来院時の保険証・書類等預かりや検体採取・回収、結果報告や処方箋発行(薬局への患者さんの事前状況報告、処方薬の事前準備)まで、患者さんの不安・負担を少しでも軽減できるよう、最善を尽くさせて頂いております。

一方で上記の状況をご理解頂けず、受付や電話対応時、診察の順番や会計処理までの待ち時間の問合せ、特に検体採取・回収の際には、心ない対応をされる方々がいらっしゃるのも事実です。非常に残念です。

事務職員は患者さんの来院前からの書類準備に始まり、薬局への連絡まで、院内院外を含めた感染対策に留意し、看護職員は検体採取の為の防護衣の着脱を含めた感染対策には細心の注意を払い診療看護にあたっています。彼女達の頑張りなくして現在の診療は成り立ちません。

夏の暑い中、冬の雨雪の中、季節や天候に関わらずこれらの一連の流れを一生懸命に頑張ってくれています。

発熱外来の受診にあたっては、患者さんご自身やご家族がご不安に思うのは当然ですが、当院職員も同じです。少しでも安心して診療にあたれるよう、今一度、職員への配慮や声掛けをお願い致します。

コロナ感染症が報告され、当院での診療も3年目を迎えようとしています。一昨年前になりますが、クリニックホームページに次のように載せさせて頂きました。

『皆様の健康を心より願っております。皆が笑顔で過ごせる日を自分たちで作っていきましょう。医療者として、皆様のご不安が少しでも改善される様、努めてまいります。』   この冬にはこれまで以上に人の往来が増える事が言われています。

改めてお願いします。軽井沢町に相応しい人柄や気配りのできる患者さんとして当院をご利用頂きたく思います。コロナ前の環境に少しでも近づけるよう、皆様の健康管理をサポートさせて頂きます。色々と大変だと思いますが、一緒に頑張っていきましょう。

                                  院長 上野 琢哉

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