当院への受診にあたり(Google Review への対応)
クリニックをご利用頂いている患者さんやご家族の皆様へ
しかしながら、この度、中国(台湾)や軽井沢町(harb3:佐藤さん、60代、男性)からのコメントには憤りを感じ返信させて頂きました。
昨年のコメントを含めていくつかのケースに関して言及させて頂きます。
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全身の虫刺されで診察を断られたケース:急を要する場合には乳幼児であれ、これまでにも診察をさせて頂いておりました(当院の診療対象が12歳以上と知らずして受診した場合)。
当院を利用されている方であればご存知の通り、診察室のドアは開放しており、受付や待合室での状況、患者さんの来院状況はよく聞こえてきます。投稿にあった状況であれば、診察・検査中であっても、受付から必ず相談を受けますし、年齢に関係なく治療が施されていた筈です。
病院内に入って(投稿文)とありますが、クリニック内で受付職員、医師と本当にお話しされましたか? 残念ながら患者さん、ご家族にはお会い出来ておりません。またその情景を見ていた患者さんがいらっしゃれば、その後の診察中にも話に上がりますが、この様な状況は一切ありませんでした。
- 虫刺されによる左足関節近くの2cm大の水疱(黄色)のケース:水疱周囲の軽度の赤み以外の目立った所見がない為、水疱を穿刺したのち外用剤で対応。投稿者JW(群馬県下仁田町 渡邉さん 60代、女性)は、窓辺の座席で長時間お待ち頂いていたかもしれませんが、診察室では上記処置を行う中で関節が近い事での症状悪化の可能性(消炎鎮痛剤、抗ヒスタミン剤を含めた内服の重要性 )や 自己包交の際の注意事項に関しても外用剤の貼り方や感染リスクへの対応、新しい皮膚への対処法と治癒過程の説明等させて頂きました。
夏の混み合った診療時間だったかもしれませんが、迷惑な患者さん(投稿からの抜粋)に対してここまで時間を掛けて説明する必要があるでしょうか?
- harb3(佐藤さん、60代、男性):他院からの検査データや腹部所見より外科的処置を必要としない内科的(保存的)治療が必要な感染性腸炎と診断しました。
→ 抗原検査(インフルエンザ・コロナ)で陰性が確認されるまでの時間、医療従事者がどんな気持ちで診察にあたっているかお考えになられた事はありますか? もし感染すれば、翌日からの診療はすべてキャンセルです。
たとえ陰性でも、100%ではありません(検査のタイミングで偽陰性の可能性の事も)。他の患者さんの診療と併せての診察のため、感染のリスクを少しでも減らす必要があり、診断に至るまでの問診や診察、検査の際は真剣です。待合室に高齢の患者さんがお待ちだったのを覚えていらっしゃいますか?
残念ですが、上記以外にも自分中心の意見が多く見受けられます。きっとこれからも同様のコメントをされる方々がいらっしゃる筈です。
現在も数年前のコロナ感染症が蔓延した時期と現状は何も変わっていません。通常診療が滞る事ない様に、発熱や腹痛、感冒症状の患者さんへの電話対応、抗原検査の準備、結果説明の書類、追加のレントゲン検査準備や薬局への連絡を含めて職員は一生懸命です。
今後、当院のご利用を検討されている患者さんやご家族の方にお願いしたいのは、いかなる状況でもクリニック職員への言動、配慮、そして敬意を持って接して下さい。
そして当院の診療体制にご理解を下さった上でクリニック利用をご検討下さい。
病状においては厳しい説明をしなくてはいけません。自身の意見やお気持ちも大事だと思いますが、一方通行のお気持ちでは十分な治療結果が得られません。もしそれが出来ないのであれば他の診療所や病院をご利用下さい。
UENO CLINICの診療や治療を受けられたい患者さんに対して、そして普段からご利用頂いている患者さんに少しでも長く診療を行い、安心して治療を受けて頂きたく思っております。